premio gordoは女性がデザインする革靴のブランド。
女性ならではの感性で、本格的な作りながらも繊細さを感じられるもの作りを行っています。
今回初登場の当モデルは、TFディレクターも務めるファッションインプルーバーの関さんとpremio gordoのコラボレーションにより誕生したモデル。
繊細で独特な世界観のあるブランドの中でも、メンズ靴らしいベーシックな形に仕上がっています。
そして完成した特別なモデルに付けられたBawaという名前。
これはスリランカ出身の建築家ジェフリー・バワからきています。
デザイナー曰く、文化や自然を大切にし景色を一層美しくするような彼の建築が好きで、靴単体ではなくそれがある空間を美しくしたいというブランドコンセプトにも重なるところがあり選んだとのこと。
今回のプレーントゥはぱっと見はポストマンシューズっぽくもありますが、低めに抑えられたトゥがビンテージシューズの雰囲気。
それもそのはず、このモデルは工房の隅に置いてあったビンテージの靴を元に木型を作り直しています。
そして張り出し過ぎていない平ウェルトが無骨ながらもワークシューズとは違ったバランスに。
また、ソールはオイルドベンズというオイルを染み込ませたレザーソール仕様。
オイルドベンズだとラバーを貼らずとも滑りにくく、クッション性、屈曲性も良い印象があります。
アッパーに使われているカーフは、イタリアのインカス社によるベジタブルタンニン鞣しのもの。
きめ細かくしなやかで、革靴でよく見かける重厚感のある黒よりも、透明感のある軽やかな黒といった印象。
気品や色気のあるヨーロッパブランドの革靴も素晴らしいですが、この靴からはとても日本らしい美意識「緻密・丁寧・繊細・簡潔」を感じることができます。
たくさんの革靴を履いてきた方にも新しい発見のある納得の仕上がり。
そして革靴を普段履かないなという方にこそ、是非試して頂きたい、そんな一足です。
-TF LABO所長コメント-
「究極のプレーントゥ」を目指してpremio gordoと一緒に作った特別な靴の第一弾。
第一弾ということはこれから第二弾、第三弾と続きますが、今回と同じ革、仕様のモデルは作らない予定です。
通常の革靴ブランドだと素材や色展開がある中から選べるのが普通ですが、このBawaに関しましては一期一会を楽しんで頂きたく、その時の旬な素材と仕様を載せてお作りします。
まずは定番のブラック。
でもただのブラックではなく、ベジタブルタンニングの少し浅めのブラックが特徴です。
まるでビンテージのサービスシューズのような雰囲気の一足。
履き込むことでトップリフトの厚めのラバーが削れて角が落とされ若干の丸みを帯びてきてからが本領発揮。
時代を超える強度を持ったタイムレスなデザインとクオリティ。
そんな一足をなんでもないブルーデニムに合わせたら最高ですよね。
Size
< 25cm > / アウトソール 約29cm
< 25.5cm > / アウトソール 約30cm
< 26cm > / アウトソール 約30cm
< 26.5cm > / アウトソール 約30.3cm
< 27cm > / アウトソール 約31cm
< 27.5cm > / アウトソール 約31cm
Material : Cow Leather (Calf)
Made In Japan