肌着=白い丸首
を求め続けてきました。
理想的な一枚を見つける為の第一歩。
今回制作したパックteeは二枚組み。
“アメリカのパックtee”をイメージしたちょっと安っぽいパッケージもしっかりと作り込みました。
※デザインはイラストレーターのSHOKO TAKAHASHI氏に依頼。
素材はコットン70%にルナセルと言う素材を30%混ぜています。
ルナセルは、コラーゲン(動物性タンパク質)とセルロース(植物性繊維) の良さを一つにした様な素材で、夏は爽やか・冬は暖かく快適性に特化したハイブリッドなレーヨン。
(吸放湿性、保温性、吸湿発熱性肌に優れた健やかな素材と思っていただけたら)
ベースにしたのは今は無き某U.S.A.の丸首白T。
やはり、インナーteeで一番気になるのは首元。
このTシャツでも、一番拘ったポイント。
ネックの形、リブの組織、素材、ネック幅、、リブに関わる全てを色々と試しました。
リブも太すぎると着た時にリブが立ちすぎて主張が強いし、細すぎると直ぐにヘタる。
未洗いの状態で「気持ち太め (約2.5cm)」に設定してますので、洗濯を繰り返していくうちにちょうど良い太さに縮み、ネックの形と相まって良いバランスに収まるように設計しています。
テストサンプル(商品と全く同じ物)を既に数十回に渡って、洗濯、乾燥機と繰り返していますが、今のところネックのヘタりは気になっていません。
素材はルナセルを混ぜた事によってサラッと心地の良い肌あたり。
それ故に、「もっと心地の良いTシャツ」を作りたくなりサイドに縫い目の無い丸胴と呼ばれる編み方を取り入れたかったのですが、、、とにかく工賃が高い。
(沢山数を作れば安くなるのですが、現状の規模感で見た時には、ちょっと難しそうでした)
「肌着の白tee = 消耗品」
あくまで、この概念は崩したく無かったので、丸胴で編んで税込1万円台後半になるのであれば、、何か違う方法を模索しようとなり、取り入れたのが、、「センターバックシーム」。
大抵の物は脇下から裾にかけて縫い目が入るのですが、こちらは脇下からは入らず一枚続き。
その代わりに、背中に一本の縫い目(縫い目が気になりにくいフラットシーマ)を入れています。
丸胴に近いシームレスな着心地を再現すべくして取り入れた縫製方法。
特に意識をしてはいませんでしたが、繰り返し洗濯をしても型くずれしにくいと言う思わぬ誤算までくっついてきました。
自分で言うのもなんですが、とにかく肌に触れた時の着心地を大きく左右するステッチ具合も本当に絶妙です。
パッケージ
素材
ネックの形
着心地
どれをとってもオススメが出来るパックteeが完成しました。
インナー白tee難民の方も、そうじゃない方も。
後悔はさせません。
自信を持ってオススメするパックteeです。
先ずは一度お試しを。
Size
< M > : 肩幅 42cm , 身幅 49cm , 着丈 70cm , 袖丈 21cm
< L > : 肩幅 44cm , 身幅 51cm , 着丈 72cm , 袖丈 22cm
※商品によって多少の誤差が生じる場合がございます、予めご了承下さい。
Material : 70% Cotton , 30% LUNACEL®︎(RAYON)
Made In China