NORLHAはチベット高原で初のYak khulluのアトリエ。
※「khullu」とは、ヤクの特徴である長くもじゃもじゃした毛の下に密生する、綿毛のような下毛のこと。
まるでダウンの様で、高原の厳しい冬の寒さから身を守る保温性を誇ります。
そして、初夏になると自然に抜け落ちる綿毛の様な毛で、非常に柔らかく、耐久性、保温性もあり、昔から珍重されている繊維。
因みに、自然に抜け落ちるらしく、毛を刈ったりする必要が無く(その分人間が手作業で拾い集める莫大な手間がかかりますが…)、ヤクにとって負荷が非常に少ない生産方法をとっています。
エシカルとかSDGsとか色々言われる前からずっとこのスタイルなので、それが元々遊牧民の彼らにとって自然なことだったんでしょう。
そんな唯一無二の繊維を贅沢に使用したコレクション。
こちらはYak khulluを手織り、ハンドフェルトで作成した、非常に手の込んだブランケット/ベッドカバー。
フェルト化しているので厚みやハリこそありますが、柔らかく且つ滑らかという不思議な感覚です。
アトリエで開発されたフェルト技法を用いており、この規模と品質でヤク羊毛フェルトブランケットを製作したのは、NORLHAが世界初らしいです。
そんな事も良いんですが、やはり目を惹くのは独特な色柄でしょうか。
ヤクの毛色は一般的にダークブラウンとされているらしいのですが、ごく稀にグレーやゴールデンブラウンやホワイトも存在するらしいです。
(…らしいばかりですみません)
そんな、4色のヤクの毛を職人は、自然な状態のまま、組み合わせて異なる色調を作り出し、染色し、独特な色合いに。
プリミティブな印象もありつつ時を超え現代的でもあり、民藝的な格好良さも感じます。
代理店の方の話によれば、壁に飾る方も多いそう。
確かに頷けます。
かっこいいです。
因みに、このサイズのフェルトブランケットを作るのに、ヤク約10頭分の「khullu」が必要らしいです。
チベットの伝統的な職人技と現代の技術、そしてプリミティブ且つモダンなデザインが合わさった、至高のプロダクト。
ベッドに、ソファに、壁掛けに、ピクニックブランケットに…。
オフィスでも、在宅ワーク時でも、車の中でも、昼寝する時でも…。
いつでも使っていただけたら。
Size
100 × 200cm
※商品によって多少の誤差が生じる場合がございます、予めご了承下さい。
Material : 100% Yak Khullu
Weight : 800g
Made in China (Tibet)