定期的に展開しているCHEANEYとの別注アイテム。
元はいわゆるボートシューズ型。
ただ、あの360°ぐるっと履き口を周るシューレースは少し気分的にトゥーマッチだと感じたので、取っ払ってスッキリさせています。
また、鳩目も裏使いでドレス寄りの印象に。
ラストは長すぎず、短すぎない絶妙なノーズと、丸みのあるラウンドトゥが特徴の”1886”に変更。
やや広目に取られたボールジョイントは幅広な日本人の足に馴染みやすく、土踏まずを絞ったフィッティング。
ドレスの雰囲気もありつつ、抜けがあるような、バランスの良いラストです。
製法はグッドイヤー・ウェルテッド。ダブルソールで程よいボリュームと堅牢さがあり、アウトソールはvibramのvi-lite。
このアウトソールがもう軽すぎてスニーカーの様な履き心地。
持った時、履いた時、あまりの軽さに吃驚すると思います。
ストレス無く履けて、3アイレットのボートシューズの様でもあり、外羽根のUチップの様でもある、なんだか不思議なバランスの、いい意味で”変”なシューズが完成しました。
このバランスだからこそ、スラックスでもデニムでも、イージーパンツにも、何と合わせても成り立ってしまうと思います。
夏はボートシューズに見立てて素足でも良さそう。
つらつら書きましたが、革靴か/スニーカーかとか、ボートシューズか/じゃないのかとか、正統か/異端かとか、そんな境界がどうでも良くなる程に、これはKINROSS Ⅱという形でありバランスであり、今回ならではだと思います。
革靴は特にオンラインで購入されるのはお薦めしませんが...気になる点等ございましたらお気軽にお問合せいただけたらと思います。
可能であればぜひ一度実際に足入れしてみてください。
この不思議だけどなんかいいバランスと履き心地の良さを、きっと気に入っていただけると思います。
...というモデルをBLACKにてリリースしていましたが、今回BURGUNDYもご用意しました。
BURGUNDYの革靴は馴染みが無い...。
なんて方もいらっしゃると思いますが、この渋さと赤みのあるカラーは今また新鮮ですし、組み合わせを考えるのが楽しくなりそうなカラーです。
赤系のスニーカーを履く感覚で、気軽に履いていただけたら嬉しいです。
*着用写真
岡本 : 身長175cm , 体重55kg , Size : 7を着用。(足長25.5cm、割と細身な足の為、スニーカーで26.5cm、革靴で25.5cm~26cmを選ぶことが多い)
Size
< UK6 > / アウトソール 約28cm
< UK6.5 > / アウトソール 約28.5cm
< UK7 > / アウトソール 約29cm
< UK7.5 > / アウトソール 約29.5cm
< UK8 > / アウトソール 約30cm
< UK8.5 > / アウトソール 約30.3cm
< UK9 > / アウトソール 約30.5cm
Material : Cow Leather
Last : 1886 F
Made In England